断捨離で減らすために増やすという事をしています。
矛盾しているように思えますが、要はAとBを手放すために両方を兼ねるCを買う、という考え方です。
しかし、これには条件があります。
- 納得できるものであること
- 使えるものであること
- AとBを必ず手放す
お馴染みの靴下を例に順番に解説していきます。
納得できるものであること
私が黒のショートソックスのみを使うようにしているのは靴下を減らしたいと自分で思ったからです。
夏はスニーカーソックス、冬はクルーソックスと分けているのに疑問を感じたのを切っ掛けに通年で履ける靴下を探し、ショートソックスにたどり着きました。
そして、自分がたどり着いたショートソックスには使い勝手に不満もなく、満足しています。
これは自分が必要と思い、したことですが、誰かに強制されていたらしていなかったでしょう。
同じように、みんなやっているから、流行っているからという理由でしたなら、納得していなかったでしょう。
自分が必要と思い、考えたものならいいですが、周りに流されて選んだものならもう一度考えましょう。
使うのなら納得したものを使いたいですからね。
使えるものであること
『帯に短し、たすきに長し』という言葉があるように、AとBを兼ねるものであっても、どっちつかずで使えないものでは意味がありません。
必ず使えるものを選ぶ必要があります。
もし、使ってみたけど合わない場合はAとBを兼ねて、なおかつCよりも良いDを探します。
私は、ユニクロの黒のショートソックスは生地が薄くて冬に履くには少し寒いかと思っています。
なので買い換えるなら、ユニクロよりも生地が厚い、しまむらのDeoシリーズかな、と思っています。
長さでユニクロのショートソックスにたどり着いたら、更に快適と思えるしまむらに買い換える。
より良いものを求めて考えるのが大切なのです。
それでも、AとB、それぞれで使う方が良い、と思ったのならAとBをそれぞれ使っていきます。
それぞれ使うのが合っていたと確認できたわけですから使っていけば良いのです。
なお、AもBも全く使う機会がないなら、Cは必要ありません。
使うものを減らすために増やそうとしているのですから、使わないものを増やす必要はありません。
AとBを必ず手放す
AとBを兼ねるCを手に入れたなら、AとBは手放します。
あるいはAとBを優先的に使って消費していきます。
黒のショートソックス以外の靴下はこちらの方法で捨てられるようにしていっています。
無理矢理に手放す必要はありませんが、増やした以上、減らす道筋を考えるべきです。
減らすために増やしているのですから。
AとB、どちらも使う事に不満があるなら、どちらも使わず、不満のないCを手に入れ、使う。
Cも納得できないならそれを補えるDを探してみる。
これを繰り返していけば、自分が持っているのは全て好きなもの、必要なものばかりにすることが出来ます。
今あるものを使う事は大切ですが、使えるものでなければなりません。
断捨離で迷った時に解決する1つの考え方になれば幸いです。
以上。