商品券を換金しない理由

皆さんは商品券を貰った時、どうしていますか?

すぐに使いますか?

とりあえずとっておきますか?

あるいは換金しますか?

商品券は使い勝手が微妙に悪いものもあり、他のものと違って”売る”という選択肢が出てきてしまいます。

商品券を換金するのは一般的なのですが、私の場合、していません。

換金率の高い全国共通百貨店商品券を年に3万円ほど貰う機会がありますが、敢えてしていません。

換金しなくても良いかな、と思っている理由は5つ。

  1. 額面通りの金額が使える
  2. 使いに行く負担がない
  3. 欲しいものがある
  4. いつでも買える
  5. 満足感がある

順番に解説していきます。

 

額面通りの金額が使える

百貨店券を換金すると、1,000円券は970円になり、30円少なくなります。

しかし、百貨店で使えば1,000円券は1,000円のまま、額面通り使えます。

この、1,000円につき30円の差を使いに行く負担で考えると、私の場合、もったいなく思え、換金しなくても良いか、と考えるのです。

使いに行く負担がない

使いに行く負担、とはつまり、店に行く費用、頻度、距離のことです。

500円の交通費がかかるけれど、10,000円分しか使わなかった、となると、30円×10枚=300円で200円損をしている状態です。

(交通費+駐車料金)÷30円<使う枚数でなければ費用の面で損をしてしまいます。

年に数回しか行けない場合、買いたいものがあってもその時まで待たなければなりません。

交通費がかからないようにしても、遠ければ移動の負担が大きくなります。

私の場合、百貨店が近所にあり、交通費も駐車料金もなくす方法があるため、使いに行く負担がありません。

そしてなにより明確に使う理由があります。

欲しいものがある

百貨店で売っている物、と想像すると、高級品がまず思い浮かび、何を買おうか(あるいは買える物はあるか)と悩んでしまいます。

しかし、無印良品、ニトリ、UNIQLOが入っている、とするとどうでしょう、買いたい物がすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。

私の場合、近所の百貨店にUNIQLOが入っているのでジーンズやシャツ、靴下などを買っています。

わざわざ百貨店まで行かなくてももっと近所にUNIQLOはあるのですが、そうしないのにも理由があります。

使いたい物をすぐに買えるからです。

いつでも買える

百貨店券には使用期限がありません。

正確に言うとありますが、それは発行した企業が倒産した場合なので、無視してよいでしょう。

なので、いつでも使えます。

そして、値下がりを待つ必要がないと思えるのです。

UNIQLOは期間によって500円や1,000円の値下げをよく行っています。

でも、その時期を予想するのは難しいとは言えないものの、容易ではありません。

下がるまで待っていたら欲しい色や大きさが売り切れてしまう、なんてことも起こります。

私の場合、百貨店券で買う場合、値下げしていない定価でも迷わず買っています。

元はタダで貰ったもの、自分の懐が痛まないのだから、と豪快に使っています。

値下げ時期を狙った方が多く買えるのに、とも思いますが、UNIQLOで30,000円も買うことってなかなかありませんよね。

それに値下げ時期にもう一度行く方が私には手間です。

必要な物を必要な時に待つことなく買える。

これだけでも気持ちが良いのに更に満足度も得ることがあります。

満足感がある

ちょっといいものの支払に使った時です。

近所と言えど、百貨店にそう何度も行くわけではないため、家族にお土産を買っています。

主に甘い物を買っていますが、百貨店なのでお土産には困りません。

普段は手が出ないGodivaのちょっとお高いのを買ったこともあります。

また、目を見開くような料金の店で食事をしたこともあります。

百貨店に行って、ちょっと良い物を買える、食べられる。

しかも、元はタダで。

かなりの満足度ではないでしょうか。

 

私の場合の商品券を換金しない理由を解説していきましたが、いかがだったでしょうか。

私はこれに満足しています。

逆に、なかなか行く機会がないからと欲しくもない物を買って後悔しているような方は額面通りの金額を使えなくとも換金する方が良いでしょう。

日本銀行券は全ての理由を満たしており、なおかつ日本中で使えるという最大の利点があるのですから。

お家の中で眠っている商品券はありませんか?

ある場合は、どう使いますか?

5つの理由が当てはまらないなら換金するのが第一です。

商品券との向き合い方、使い方を考える、そんな機会になれば幸いです。

以上。

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